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商標のファストトラック審査を受ける方法【早期審査とどう違う?】

「商標のファストトラック審査ってよく聞くけどなんだろう…

早期審査制度とどう違うのか知りたい。あとファストトラック審査を受けるための方法を知りたい。」

こうした疑問に答えます。

この記事を書いている人

 ・弁理士(特許事務所・TMI総合法律事務所・企業知財部出向)

 ・商標出願件数100件以上

 ・現在特許事務所BrandAgentの代表

本内容の構成

1.商標のファストトラック審査とは

2.商標ファストトラック審査と早期審査との違い

3.商標ファストトラック審査を受ける方法

本内容のまとめ(急ぎの方向け)

1.「商標のファストトラック審査制度」とは、出願~審査結果までの期間を、通常の1年から半年まで短縮できる制度。

2.早期審査制度は、出願~審査結果までの期間を1~2か月まで短縮できる。しかし、申請が必要。これに対し、ファストトラック審査制度は不要。

3.ファストトラック審査制度を受けるためには、出願時に以下の条件を満たせばOK。

4.あなたが早く審査を受けたいのなら、「早期審査」を行うことも想定して、指定商品(役務)が、「類似商品・役務審査基準」「商品・サービス国際分類表(ニース分類)」に記載されたものとすることが重要

1.商標のファストトラック審査とは

「商標のファストトラック審査制度」とは、まとめると以下のとおり。

  • 出願~審査結果までの期間を、通常の1年から半年まで短縮できる制度
  • 申請は不要。出願時に特定の要件を満たしている場合、自動的にファストトラック審査の対象となる

特定の要件とは以下のとおり。

もし、あなたが早期の登録を目指すのであれば、指定商品(役務)は、「類似商品・役務審査基準」「商品・サービス国際分類表(ニース分類)」に記載されたもののみを指定するようにしましょう。

これにより、自動的に審査期間が半年まで短縮されます。

審査期間が短縮される制度に、「早期審査制度」もありますので、以下では相違点を解説します。

2.商標ファストトラック審査と早期審査との違い

商標ファストトラック審査と早期審査の相違点は以下のとおり。

商標ファストトラック審査 早期審査
審査期間 6か月 1~2か月
審査を受けるための要件
審査に必要な書類 不要 必要
審査にかかる費用 無料 無料

早期審査については「商標の早期審査のメリットと早期事情説明の書き方まで徹底解説」の記事でくわしく解説しています。

早期審査の場合、申請のための書類も必要ですし、商標を使用していることの証拠書類の提出も必要である点に注意してください。

このため、書類の申請がめんどうだなあ・・・と思うなら、ファストトラック審査制度を利用することをおすすめします。

3.商標ファストトラック審査を受ける方法

商標ファストトラック審査を受けるための方法は以下のとおり。

出願時

指定商品(役務)は、「類似商品・役務審査基準」「商品・サービス国際分類表(ニース分類)」に記載されたものにしておく。

出願後~審査

指定商品(役務)について補正をしない

これだけでOKです。

出願の願書に商標ファストトラック審査を受けるために特別な記載は不要です。

指定商品(役務)が上記に記載されたものであれば、自動的にファストトラック審査の対象となります。

4.商標のファストトラック審査制度のまとめ

1.「商標のファストトラック審査制度」とは、出願~審査結果までの期間を、通常の1年から半年まで短縮できる制度。

2.早期審査制度は、出願~審査結果までの期間を1~2か月まで短縮できる。しかし、申請が必要。これに対し、ファストトラック審査制度は不要。

3.ファストトラック審査制度を受けるためには、出願時に以下の条件を満たせばOK。

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